病院のご紹介
医療設備のご紹介当院では、病院の早期発見・治療のために様々な最新機器を導入しています。
内視鏡
近年、日本では大腸がんの患者様が増え、女性では大腸がんの死亡率が第1位になりました。その一方で、医療の進歩により早期に発見されれば大腸がんはほぼ完全に治ります。当院では細く柔らかいカメラを使用していますので少ない負担で検査が受けられます。
●当院の内視鏡の特徴
お腹のハリ・痛みが少ない
二酸化炭素送気を導入しているため、お腹のハリや痛みを軽減できます。
経鼻・経口自由に選べる
経鼻挿入、経口挿入どちらでも好きな方を選択できます。嚥下反射の強い方は経鼻がおすすめです。
寝ている間に検査可能
点滴をして寝ている間でも検査ができ、苦痛を緩和することができます。
エコー
エコー検査は、超音波を患部にあてて、その反響を映像化する検査です。胃や腸、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、大血管の検査に適しています。特に胆石や早期肝臓がんの発見に有用です。
MRI
MRI (Magnetic Resonance Ima gi ng)は、強力な磁場と微弱な電波(ラジオ波)を利用して人体の断層像を得る検査です。
CTと装置の外観は似ていますが、MRIでは放射線被ばくがありません。CTと比べて人体組織のコントラストがつきやすく、特に脳、脊椎、関節軟骨、脂肪、腹部骨盤部の臓器といった病変描出に優れています。
また身体の部位によっては、造影剤を使わずに血管の描出も可能です。当院では令和5年6 月にMRI装置をGE 社製SIGNA Explorer Newgrade l. ST にバージョンアップしました。これまでの装置と比べて、検査に要する時間が短縮され、より鮮明な画像を得られる最新の装置となっており、それにともない患者さんの検査中の負担軽減なども図ることができています。
骨密度測定装置(DXA)
骨密度測定検査はX線を使用して、骨密度(骨塩量)を測定する検査です。これにより骨粗黙症等の診断が可能で、また経過観察及び治療効果の判定等にも利用されています。
当院では精度の高いDXA法(Dual Energy X-ray Absorpti ometry)を用いて検査を行っています。
特に骨折するリスクの高い腰椎や大腿骨頸部が基本的な測定部位となります。測定結果は同年代、若年成人の値が比較されます。若年成人の平均値(YAM: Young Adult Mean) との比較は骨粗霰症の診断に用いられます。若年成人の平均値と比較して80%以上で正常、70~80%では骨量減少、70%未満は骨粗黙症と診断されます。
CT
CT とはコンピューター断層装置(Com p uted Tomog ra p hy)の略で、X線を利用して人体の断層像を得る検査です。
当院ではマルチスライスCT (80列)が設備されており、緊急検査等に迅速に対応しています。また人間ドックの検診から全身検査に至るまで、さまざまな検査を行っています。非常に薄い断層面の撮影が可能で、体の中をさまざまな方向から細かく観察できます。
ままたワークステーションを使用することで骨や血管の3D画像を作成することもでき、立体的観察が容易となり患者様への説明に役立っています。検査は造影剤を使わない単純CT検査と、造影剤を使用して行う造影CT検査の2つがあります。造影剤は臓器や血管がよく見えるようにするもので、診断上必要と判断された場合にのみ使用しています。