内田病院

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理事長のフィードから、じっくりご覧になってください。

あまりに、ポストイットタバコの反響が大きかったので、アルコールに関してもお知らせします。

関連介護施設等では、本物のアルコールをご本人のご要望に従ってお出ししています。みなさん高齢になって「呑む」と言ってもそんなにたくさんは召し上がれなくなっていますので、酔っ払って困るほどは召し上がりません。

病院ではノンアルコールビールなどをお出ししています。

ご紹介する方は、アルコール性認知症のため離脱専門病院から治療後に当院に著しいADLの低下と暴力暴言などのBPSDの治療目的で転院してきました。動画は退院直前の入院からひと月後の様子。

入院時から「酒持ってこーい」「タバコ持ってこーい」と大きな声でおっしゃられてスタッフが困った挙句に考えたのが例のポストイットタバコです。水分もなかなか取ってくださらなかったので、即座に100円ショップに走り、お猪口と徳利をご用意しました。

するとご覧のようにご満悦!

中身はとろみのついた熱燗の温度のただのお湯です。

私たちでも、ハンドルキーパーや仕事前には飲みたい!と思っても仕方なくノンアルコールビールなどを呑むこともある時代になってきました。

「お酒なんか出せるわけないでしょ!」という代わりに試しにトライしてみてください。
ちなみに前回のたばこの方とは別の方ですが、この方の前にもタバコがあるのに気が付きましたか?

個人的にはついついもう一口呑んでからの「クーっ」となるところがたまりません。

認知症ケアはトライ&トライ&トライ&サクセス!です。
なんでも思いついたことは試すが勝ち。とスタッフには教育しています。

いろいろなご意見があると思いますが、病院での精一杯のケアです。

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